こちらの記事ではフォアミセス『OBA先生 4-昭和の学校はこうだった-』(祐木純)15話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
お話は小学校教師である小葉(おば)が、色々な事情を抱えた生徒や親たちとぶつかっていく内容です。
今回、赴任先のクラスでは国内でも有名なバイオリンコンクールで賞を取っている城島奏(じょうじまかなで)という生徒がいました。
そんな彼は、『特別』な生徒で…。
OBA先生 4 -昭和の学校はこうだった-【15話あらすじ】
赴任先のクラスで、6年生の卒業前のクラスを臨時で担任することとなった小葉。
そのクラスには、バイオリンで国内コンクールでも賞を取っているという奏という生徒がいて、彼はクラスでも特別な存在でした。
彼はレッスンの時間があるので掃除当番は免除で、怪我をすると困るからと体育も欠席していました。
それが、彼のクラスでは普通のことなのです。
そんな中、国際コンクールへの出場が決まった彼は、同じ日にちの卒業式の参加もやめ、次第に、他の生徒との距離ができていきます。
彼だけが特別で、他の子と一緒には卒業できない。
そんなことを小葉は悩んでいて…。
OBA先生 4 -昭和の学校はこうだった-【15話のネタバレと感想】
今回のメインキャラは奏という、この作品で過去1イケメンなキャラだと思います!
今回は国際コンクールを目指している奏ですが、良くある親の方が積極的な感じじゃなく、奏の方がどちらかといえば上を目指すんだという意識が高くて。
一般のサラリーマン家庭の奏宅なので、両親はお金がかかることもあり、必死に働いて奏を支えているんです。
そんなこともあって、読んでいて応援したくなるキャラでもあります!
そうして今回、奏だけが特別だと接するクラスにちょっと悩んでしまう小葉。
そんな中、奏とトラブルになってしまった小葉は、特別なのはあなただけじゃないと告げて。
それから、「それがわからないで人の心に響く演奏はできると思いません」なんて、奏にちょっとキツい言葉も告げちゃうんですよね!
傷ついた奏と、つい言いすぎてしまったとこちらも悩む小葉。
2人の関係がどうなってしまうのか、是非是非、読んでみてくださいね!!
中でも、落ち込んだ小葉を旦那さんである光一郎が慰めるシーンはやっぱり良い夫婦だなぁと、ほっこりしました。
小葉が悩んで、光一郎がそんな話をうんうんと聞いてあげて、時にはアドバイスをしてあげて。
歳の差夫婦だから余計に、光一郎が頼りがいあるのかもしれませんが、やっぱりそんな2人の若い頃の恋愛事情は読んでみたいなぁと思える内容でした!
今回もお話は最後、丸く収まる展開で!
次回はどんなトラブルがあるのか、楽しみですね!
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