「小説の中の悪女皇帝になった」の4話のネタバレを紹介します!
小説の中の悪女皇帝になった【4話ネタバレ】
クーデターが起きるまであと4日。
悪女皇帝ユリアはクーデターを起こされないために、ベヌース伯爵にフェーズ公爵を告発する様命令する。
その話し合いの途中、突然独房へ黒髪緑眼の実直な男近衛兵隊長のユーストが入ってきた。
この事に頭の中では少しパニックになる。
読んでいた小説ではなかった出来事だからだ。
ただ自分の行動も小説ではなかったことをしているので、仕方が無いと割り切り、毅然とした態度で「何の用だ」とユーストに尋ねる。
ユーストはそのユリアの態度に少し言い淀むが、視線を逸らし「護衛もつけずいらしたので・・・」と言い訳を絞り出す。
しかしそんな言い訳は本音ではないことをユリアは見抜いていた。
ユーストが心配しているのは自分の事ではない。この部屋いるもう一人の人物ベヌース伯爵の事だ。
処刑の日取りを前に直接ユリアがベヌース伯爵を殺すのではと心配になり駆け付けたのだ。
ここで公爵の告発依頼のために来たという事も考えたが、反逆を止めるには結果で示さないといけないと思い明言を避ける。
そして無礼だ、お前は呼んでいない、と毅然とした態度でユーストを突き放す。
陛下の安全の為と食い下がるユーストに対し有無を言わさず「下がれ」と命じる。
ここまでされるとここに留まる言い訳は不敬に当たるので、拳を硬く握りながら「処刑までまだ数日残っています」と伝える。
このユーストの態度からユリアは自分が信用されていない事を確認する。
しかしもう堕落していたユリアではないのだと示す為、毅然とした態度で、ユーストに対峙した。
そこに助け舟が入る。
ベヌース伯爵がユーストに対し「陛下の前でそのような態度は無礼かと…」と口を開く。
今は自分と陛下の対談であり、あなたは不要だ、単独対談出来るのは自分の特権だと考えているのかと指摘する。
そしてユリアの腰を指さし、剣さえ持っていないのに処刑に来ている訳が無いと言い放つ。
この話にユリアも調子を合わせる。
伯爵を殺さないと分かったならここから立ち去れと命じる。
どう足掻いても自分の不利を理解し、悔しさを滲ませながらユーストは退出の礼をしてから踵を返した。
しかし、扉の外ではまだユーストの気配は消えない。
取り敢えず退出したので、皇帝はベヌース伯爵と話を進める為、近くにあった木箱に腰を据える。
一連の様子からベヌース伯爵は皇帝とユーストの関係が良くない事を理解し、ユーストに反逆の意志があることに気付いているのか尋ねる。
この質問に皇帝はベヌース伯爵に対してどう説明するか考える。
ベヌース伯爵はクーデターを止めるには、どうしてもこちら側に引き入れておかなければならない存在。
ここは腹を割って話すことが得策と思い、賭けに出る。
「私がイカれて遊び呆けただけだったのか、それとも…わざとやったことだったか、知りたくはないか?」と問いかける。
その態度にベヌース伯爵は口角を少し上げ、「告発しましょう、フェーズ公爵を」と伝えた。
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「小説の中の悪女皇帝になった」の感想
近衛隊長が入ってきた時はどうなるのか心配になりましたが、どうにかなりましたね。
皇帝の一言、一言が予想外の発言でとても痺れます。
近衛隊長の実直さに対して老獪な話し方をする他二人の構図はとても面白かったです。
皇帝は全てをさらけ出して、近衛隊長を説得するのは得策ではないと判断していましたが、こっちとしてはもどかしく思えました。
ただその後近衛隊長が退出するまでの態度や仕草から、ちょっとやそっとの事を口で説明したからといって、理解はしてくれないほど、好感度が下がってしまっているのだなと伝わってきて納得しました。
礼をした後見せた顔は、とても印象的で、胸の中の黒い想いがにじみ出た良い表情でした。扉を挟んでも伝わる存在感。
皇帝でなくても、あの表情をした人間であれば、気付いてもおかしくないと思いました。
そして今度老獪な二人の対談でどうやってベヌース伯爵を落とすのかと思っていましたが、決め手はやはり皇帝の斜め上な一言でしたね。
あの雰囲気にあの決め台詞。痺れました。
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