こちらの記事ではフォアミセス『OBA先生 3 －昭和の学校はこうだった－』（祐木純）8話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
お話は小学校教師である小葉（おば）が、色々な事情を抱えた生徒や親たちとぶつかっていく内容です。
前回のお話では、受け持っていたクラスの生徒である、陽（はる）の父親が振り込み詐欺をしていことから自首することにして。
そんな陽を引き取ることとなった小葉。
しかし、詐欺師の子供だからと、陽は周りの子から遠巻きに見られるようになり…。
OBA先生 3 －昭和の学校はこうだった－【8話あらすじ】
お話は、朝から喧嘩する陽と小葉のやりとりから始まります。
今回は教師としてではなく、保護者として陽を見守る小葉。
環境が変わって不安ながらも、元気に学校へ向かった陽ですが、教師からも生徒からも父親のことは知られており、少し遠巻きに見られます。
そんな中、陽は元から仲の良かったクラスメイトとはうまくやっていけたものの、水泳で代表選手を決める際に、そんな仲の良かった芳樹（よしき）を抜かしてしまい。
他の生徒たちからも、芳樹からも父親が詐欺師だから、水泳でもズルしたんだと責められる陽。
堪えきれずについ、芳樹を突き飛ばしてしまって…？
OBA先生 3 －昭和の学校はこうだった－【8話のネタバレと感想】
小葉を先生じゃなくて、保護者の立場で見るなんてなんか不思議な感じです。
今回は、陽が小葉夫妻の元にやってきたお話で、家でも喧嘩する陽と小葉は凄く微笑ましく思えました！
なにより、小葉の旦那さんの光一郎がとても嬉しそうにしていて、そんなところも良いなぁと見ていました！
ただ、学校ではうまくいかない陽。
たしかに、父親が詐欺師で捕まったと知って、周りが距離を置いてしまうのもわからなくはないことですよね！
「元教師なのに、陽くんを引き取るなんて特別扱いじゃないの？」
「そもそも自分の子供も育てたことないのに、甘いんじゃないの？」
陽が芳樹を突き飛ばしてしまったことで、集まった親たちにそう言われちゃう小葉の縮こまった姿は、めちゃくちゃ胸が痛い…。
やっぱり、世の中の母親ってすごく怖いんだなぁと思える場面です。
これ多分、小葉が若くて未婚だったら、もっと酷いことを言われそうですよね？
もう読んでいてハラハラしてしまう展開でした。
そんなふうに落ち込んでしまう2人を見て声をかけてくれるのが光一郎で。
小葉と陽をそれぞれ慰めてくれるのが流石だなぁと思いました。
本当にいつもいつも、めちゃくちゃ格好良い旦那さんで羨ましいです！！
学校で居場所を無くしそうな陽が今後どうなってしまうのか？
そうして、他の親御さんからも引き取ったことを責められてしまう小葉も、うまくやっていけるのか？
最後は少しほっとする内容ですので、是非読んでみてくださいね！
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