こちらの記事では『国民ボタン』(鈴木 大四郎)1話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
国民ボタン【1話あらすじ】
平凡な会社員・佐藤のもとに突然現れた悪魔を名乗る男。
悪魔は佐藤にあるボタンを渡す。
これを押せば二分の一の確率で日本国民全員が死ぬというが……
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国民ボタン【1話のネタバレと感想】
ある雨の降る晩のことでした。
既に眠っている佐藤の元に、男が訪れます。
男は「当選おめでどうございます」と言います。
男は悪魔と名乗りました。
いきなり夜に尋ねてきて、はっきり言って怪しすぎます。
そんな男を部屋にあげる佐藤。
佐藤……警戒心はないんでしょうか?
見た目といい明らかに怪しすぎるのに!!
佐藤自身も来訪者のヤバさには気が付いていました。
追い返せなかったのかもしれませんね。
とりあえず、話だけ聞いて帰らせようとします。
男が指先をパチンと鳴らすとそこには箱が現れました!
手品のようですが、これは手品ではないようです。
改めて男はいいます。佐藤はこのゲームに当選したと。
このゲームとは箱についたボタンをこれから1か月以内に押すことをさすようです。
片方のボタンは押しても何もないけど、片方のボタンは日本の国民全員が全員死んでしまうとのこと。
そんなことってあり得ますか!?
普通の人なら信じないですよね。
でもこの男の迫力には、そうかもしれない……と信じさせる何かがありました。
ちなみに押さなくても日本の国民全員が死ぬそうです。
こんな怖いボタン、手元に置いておきたくないですよね!
男に押し付けて部屋から追い出します。
誰だってこうしますよね~。
しかし男に返したはずのボタンはいつの間にか佐藤の部屋のテーブルの上に戻ってきていました。
怖すぎる……なんとかしてこのボタンを手放すことはできないのでしょうか?
翌日、佐藤は会社の先輩に相談します。
ボタンはよく見るととても精巧に作られていました。
佐藤の話を全く信じていない先輩。
そうですよね、いきなりこんなこと言われても冗談としか思えませんよね。
佐藤からボタンを受け取ると、会社のゴミ箱に捨ててしまいました。
帰宅した佐藤、ボタンのことが気になって仕事どころではなかったようです。
そして帰ると、あのボタンがテーブルの上にありました。
あの時、確かに先輩が会社のゴミ箱に捨てたはずなのに……。
佐藤はこのボタンから逃れることはできないのでしょうか?
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