こちらの記事では偕成社『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』（Jyajya/廣嶋玲子）3巻のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』3巻に収録されている【獏ばくもなか】、【留守電でんシール】、【絵馬せんべい】、【しわとり梅干し】、【兄弟だんご】、【ミイラムネ】のあらすじや感想を紹介させていただきます。
銭天堂で生まれた“不幸虫”を捕まえる七歳くらいの女の子。
その時、怒りでギラギラした男を見つけなにやら声をかけて路地に連れて行った。
少女は何者なのか？男はどこに連れていかれたのでしょうか？
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ふしぎ駄菓子屋銭天堂【3巻あらすじ】
『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』3巻の6つのお話のあらすじをそれぞれ紹介していきます。
獏ばくもなか
信孝の一人娘の真理恵は、誰かの仕業によりひどい悪夢を見るようになってしまった。
ついに入院することになり信孝が病院に向かっていると、銭天堂の紅子に声をかけられる。
勧められたのは悪夢を食べてくれる獏ばくもなかと、逆襲ジンジャーエール。
悪夢は誰の仕業だったのか・・・
留守電でんシール
小学四年生の智美は念願の携帯を手に入れたが、常に友達の連絡を返さなければいけないことにうんざりしてきた。
そこで銭天堂で分身になってくれるシールを買いほとんどの連絡を任せていたが、ある時友達のさやかが行方不明になって・・・
絵馬せんべい
勝は明日から小学三年生の新学期。
好きな女の子のあかりとぜったいに同じクラスになりたくて、神社にお願いに行くと出張営業中の銭天堂の屋台があった。
そこで選んだ絵馬せんべいの効果はいかに・・・
しわとり梅干し
雪江は、銭天堂でしわを取ってつるつるにしてくれるという梅干しを買い大満足だった。
というのも、孫に「ばあばって、お顔がしわしわだね」と言われてしまいとても気にしていたからだ。
しかししわに執着しすぎた雪江に“しわ逆流”の副作用が！？・・・
兄弟だんご
四人兄弟の一番上に生まれた明は末っ子になりたかった。
お兄ちゃんだからと何でも我慢する生活に嫌気がさしていたのだ。
銭天堂で進められた兄弟だんごの効果で末っ子気分を存分に味わい、そろそろお兄ちゃんに戻りたくなってきたが・・・
ミイラムネ
桜子が姉の悠里の部屋を開けると、雑誌の山の下から茶色に干からびた手と、何かの瓶を見つけた。
干からびた手は過度にダイエットにハマった悠里の手だった。
銭天堂で買ったミイラムネを飲み干してしまい、ミイラになりかけていた！
もとに戻す方法はあるのか？・・・
ふしぎ駄菓子屋銭天堂【3巻のネタバレと感想】
しわとり梅干は夢のような商品ですね！
しかしうまい話には裏があるといいます。
食べ過ぎると起きる副作用“しわ逆流”は、しわを気にしている人に起きたら発狂物ですよね・・・。
今回雪江さんはしわ逆流が起きてしまい、百歳を超えた妖怪のようになってしまいました。
しかし、対処法がひとつあります。
それは瓶に一つだけ入っている赤い梅干しを誰かに食べさせると、その人にしわが移動するというものでした。
雪江さんは誰に食べさせたのでしょうか？？
ミイラムネの悠里は、桜子が瓶に書いてあった電話番号に電話をして紅子に戻し方を教えてもらいギリギリ間に合いました。
結構危ないお菓子でしたね。
それよりも紅子さんの電話番号を知れるとはレアだなと思いました(^^♪
妹の桜子は悠里の銭天堂の話を聞いて興味を持ち、小銭を貯め始めたと書いてあるのでもしかしたら再登場するかもしれませんね！
さて、たたりめ堂のよどみさんの初登場です。
銭天堂とは違い、悪意や憎しみを持っている人に商品を売るというスタイル。
獏ばくもなかでは、「綿貫」という信孝の同僚がたたりめ堂のよどみに勧められた“わら人形焼き”を買い、真理恵を呪っていたのでした。
信孝は銭天堂で、娘にこんな呪いをかけた犯人を見つけて復讐したい！ととても悩みましたが、真理恵のことを思って獏ばくもなかを選びました。
悪夢を見てしまう真理恵は、信孝が買ってきた獏ばくもなかを食べて無事に眠れるようになりました。
次の日、信孝が会社に行くと綿貫が来ていなくて彼が犯人だと気が付きます。
その頃綿貫は獏ばくもなかの“バク”に襲われていたのでした。
それを知り、銭天堂のお菓子に負けたよどみは紅子にお菓子勝負を挑むのでした。
勝負が始まる感じですね。
今のところ紅子さんは常に余裕を見せていますが、焦ることはあるのかな？
想像できませんが気になる展開ですね！
よどみさんは一体何を仕掛けてくるのでしょうか！？
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