こちらの記事では『ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟が2人もできました』(いしだ絵里)1話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟が2人もできました【1話のあらすじ】
潔癖症の結に、ある日突然、父の再婚により弟が二人もできることになりました。
でもその弟は結が苦手なキラキラとした人たちで……⁉
ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟が2人もできました【1話のネタバレと感想】
主人公である、結は子供の頃、両親から虐待されていました。
そんな衝撃的な事実から物語は始まります。
その原体験のせいで、結は「自分は汚い」と思ったまま成長をするのでした。
それから13年、高2に結はなりました。
父に引き取られた結は父から再婚すると言う衝撃の話をされます。
そして結には弟ができるらしいです。
いきなりの急展開に頭がついていかない結…父を殴ってそのまま登校します。
実は結には友達がいません。
原因はちょっとしたストーカーと言っても過言ではない、丹羽の存在でした。
丹羽はいち早く、結に弟ができるという話を聞きつけ根ほり葉ほり聞いてきます。
それをほぼ無視する結なのでした。
教室に入るなり、自分の机を拭き始める結、結は実は極度の潔癖症なのです。
いえ、潔癖症とは少し違います。
幼いことの経験から「自分は汚い」「自分に触ると相手が汚れてしまう」と思い込んでしまったためでした。
これも友達がいない原因のひとつのようです。
それでも近づいてくる丹羽を結は変人と思っています。
帰り道、結は2人の美少年にぶつかります。
それは結にとって、もっとも苦手なキラキラとした男子でした。
距離ゼロで見つめてくる2人に対し、結を潔癖であり、対人恐怖症であると庇う丹羽。
そこで、なぜか2人は結のフルネームを言い当てるのでした。
この2人はいったい何者なんでしょう?
家に帰宅すると、父は軽い調子で母になる女性を紹介します。
継母と言えども、常識的な優しそうな女性でひとまず安心です……。
弟になるのは、高木冬吾(17)と高木紫(16)どちらもキラキラのイケメンです。
冬吾はよく言えば気さく、はっきり言えばちょっとチャラいタイプのようですね。
紫は真面目そうなタイプです。
翌日、登校すると学校はイケメンの転校生のせいで大騒ぎになっていました。
苗字もちがうし、学校では関わらないようにすると誓う結でしたが、さっそく冬吾がランチの誘いにやってきます。
なんで来たの?という問いに、母に仲良くするように言われたと悪気なく答える冬吾。
いやいや、そんなキャラじゃないですよね!?
どうやら冬吾は王子キャラが身についてしまっているようです。
なんて迷惑な……!!
それはさておき、冬吾は結に興味があるようです。
友達のいない結を見て、ひとりでいたいのか、寂しくないのかと問いかけます。
なんて無神経な発言!
そこに紫が現れます。
紫は冬吾は考えが足りないところがあるから、誤解されやすいけど、ただの天然だから受け流してほしいと話します。
兄のことを嫌いにはならないで欲しい、と頬を赤らめている紫。
そして2人は去っていくのでした。
家族そろっての夕食の席、総菜は買ってきたものらしいです。
どうやら義母の文子は料理が苦手とのこと。
結は大皿料理が食べられないので、気を遣ってワンプレートにしてくれたそう。
結には義家族の好意が息苦しくてたまりません。
気を遣ってくれるのも、仲良くなろうとしてくれているのも伝わっています。
でも私は汚い、仲良くしたくない、触らないでという結の心の壁が立ちふさがります。
結はもう誰も汚したくないだけでした。
そんな時、結のコップを誤って使ってしまった紫を咄嗟に結は突き飛ばしてしまいます。
そんな中、冬吾は紫を傷つけることは許さないと言い切るのでした。
この兄弟にもなにか他人には入り込めない絆がありそうです。
思わず家を飛び出す紫。
冬吾は結がただの潔癖症でないことに気が付きます。
父は潔癖症ではなく、強迫性障害であることを告白するのでした。
一方の結は、自分のせいで紫になにかあったらどうしようかと心配していました。
思い込むあまり発作を起こし倒れてしまいます。
いったい結はどうなってしまうのでしょうか……⁉
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