こちらの記事ではモンスターコミックス『ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される』(仲倉千景)5話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される【5話のあらすじ】
4話では伯爵の悲しい過去が明らかになりました。
マリーに好意を伝えようとする伯爵。
いったいどんな手にでるんでしょうか?
ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される【5話のネタバレと感想】
マリーの大切なものはたったひとつだけ、手垢がつくほどに読み込んだ本だけでした。
物心ついたときから、使用人同然の生活をしていたマリー。
欲しいものを手に入れることなんてできないと諦めきっています。
マリーの私室にはミオと伯爵が訪ねてきました。
さっと立ち上がり、先程の非礼を詫びるマリー。
そんなマリーに対して、顔をあげるように伯爵は言います。
伯爵はマリーの意思を確認しないまま暴走してしまったことを悔いている様子。
伯爵は自分の意思で婚約をするためにここまで来たと思っていたのでした。
父に無理やり連れてこられたマリーの事情を知らずに勘違いしていたようです。
改めてプロポーズする伯爵に対して、マリーは拍子抜けするくらいあっけなく承諾します。
無理という言葉は驚きのあまり口をついて出てしまったようです。
でもこんなにあっさり承諾しちゃうの?
なんだかびっくりです。
でもマリーの解釈は伯爵とは違いました。
伯爵はマリーそのものではなく、シャデラン男爵家の娘に求婚しているのだと思っています。
女嫌いの伯爵は美しいアナスタシアと結婚したがっていたと思っているようです。
どうやら二人の勘違いはなかなか解決しないようです……。
そうこうするうちに夕食の時間となりました。
マリーが実家で食べていた粗末な食事とは大違いの料理です。
食事の場でも伯爵は弁明します。
あの求婚の手紙はマリーに宛てたもので、名前を取り間違えていただけだと。
結婚したいのはマリーと言い切る伯爵に対して、疑念をぬぐい切れないマリー。
気を遣われているのかと考え始める始末です。
そこは素直に受け止めて~!!
どうしても誤解が解けない様子のマリーに伯爵ははっきりとマリーの目を見て好意を伝えます。
その意味がマリーにはわからないようです。
とにかく婚約は成立したので、3か月後の婚約式までの用意は伯爵側で行ってくれる様子。
ここでの暮らしを楽しんでほしいと告げます。
そこでマリーは爆弾発言をしてしまいます。
それは一度実家に帰りたいということ。
理由を伯爵が尋ねると、父に伯爵を一夜だけお慰めしてご縁をつくってから追い出されろと言いつけられていたからです。
なんて酷いことを娘にいう父親でしょう…!
今に始まったことじゃないですけど!
その話を聞いて頭を抱え込む伯爵。
そして実家への帰省を禁止します。
ミオはどうしてマリーは自分が不細工と思い込んでいるかと聞きます。
マリーは鏡に映った自分の姿を見てと答えますが、今のマリーは実家にいた頃のマリーとは大きく違います。
マリーには今の鑑の中の自分は知らない誰かに見えるようでした。
もっと自信持って!!
ベットのなかで波乱の今日一日を振り返るマリー。
夢だったのではないかと思っているようです。
夜、ミオは新しい侍女に仕事の説明をしています。
侍女はマリーが男爵家の2番目の令嬢ということを改めて確認します。
その表情には不穏な笑みが……。
いったいマリーはどうなってしまうのでしょうか⁉
コメント