こちらの記事ではモンスターコミックス『ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される』(仲倉千景)3話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される【3話のあらすじ】
伯爵家のメイド・ミオによってマリーは「ある場所」へと連れ出されます。
そこには一癖も二癖もある人物が待ち構えていたのでした。
ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される【3話のネタバレと感想】
マリーはミオに連れられてきたのは、中庭にあるお風呂でした。
マリーの実家では考えられない程の広さと立派な設備のお風呂です。
そこで待ち受けていたのはチュニカという優しそうな女性、伯爵家の湯の番です。
お風呂専属の侍女がいることに、カルチャーショックを受けるマリー。
そういえばマリーの実家の侍女は一人だけでしたもんね。
徹底的にマリーを美しく仕上げてほしいというミオに、チュニカはやる気たっぷり。
チュニカは湯場を任されるだけでなく、薬師でもあり身体を美しく仕上げる美のプロだそう。
マリーをどんなに美しくしてくれるか、とっても楽しみな展開になってきました~!
いつの間にか服を脱がされたいたマリー、さっそくチュニカに身体を洗ってもらうところからスタートです。
肌の様子を見てチュニカはマリーの実家での様子を悟ります。
まずは湯船で身体をしっかり温めてから、肌のケアをする作戦に決めたようです。
全身をぴかぴかふわふわにしてくれるという、チュニカの腕に期待が高まります!!
それはまさに「生まれ変わり」、いったいマリーは何に生まれかわるのでしょうか……。
チュニカの施術を受ける中、マリーは夢をみていました。
姉のアナスタシアが亡くなっても日々は続き、マリーが家事をする日々が変わりませんでした。
姉の部屋も何も変わらず、昔ふたりで読んだ物語を思い出します。
そして、母に殴られたことも……なぜマリーではなく、アナスタシアが亡くなったのかと。
理不尽に殴られたのは、マリーにとって初めてでした。
それを止めたのは父である男爵、アナスタシアの代わりとして伯爵家に嫁ぐためでした。
それは「償い」だと父は言います。
マリーは「自分が生まれてきたことがいけなかった」という考えに至ります。
そんなことないのに……!!本気で男爵夫妻には怒りしかありません!
マリーが目を覚ますと施術は終わっていました。
チュニカが腕によりをかけて行った施術、どうやら大成功の模様です。
美しい靴が用意され、マリーからは薔薇のよい香りが漂います。
美しいドレスを身にまとい、髪を結ったマリー、鏡に映る自分の姿を自分を認識できていません。
伯爵の元にむかったマリーは、見違えるほどの美女となっていました。
チュニカがマリーという原石を磨いてくれたのですね。
あまりの変わりように、思わず伯爵も掛ける言葉が出ない様子、それほどの大変身を遂げました。
すると、持ち前のマイナス思考がマリーのなかをよぎります。
そんな中、伯爵が呼んだのはリュー・リューという女性。
どうやら爵の母の様子です。
母を名前で呼ぶのはイプサンドロスの習慣なのでしょうか?
彼女も伯爵と同じ、緑の美しい瞳を持っていました。
彼女はマリーにたいして「自信が足りない」ということを見抜きます。
これから自信をつけていけばいいというリュー・リュー、どうやら彼女も協力してくれるようです。
ミオに祝いの言葉を掛けてもらってもピンとこないマリー。
なんとこれで伯爵との婚約を認められたとのこと!
訳がわからないままのマリーに、リュー・リューが抱き着いて祝福します。
義理のお母さん、いい人そうでよかった…!!
しかしマリーは思わず、拒絶の言葉を発してしまうのでした。
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