こちらの記事では偕成社『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』（Jyajya/廣嶋玲子）6巻のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』6巻に収録されている【ビックリもなか】、【バランスラスク】、【がまんエンピツ】、【チャーミングミ】、【ラプンツェル・プレッツェル】、【子守コウモリ】のあらすじや感想を紹介させていただきます。
たたりめ堂のよどみによる営業妨害を阻止し、穏やかな日常が戻るかと思いきや・・・
紅子さん、体調が悪そうです。
なんだか幸運のお客様たちの様子もおかしいようですが・・・何があったのでしょう？
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ふしぎ駄菓子屋銭天堂【6巻あらすじ】
『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』6巻の6つのお話のあらすじをそれぞれ紹介していきます。
ビックリもなか
海斗の将来の夢はバスケットの選手になることだ。
しかし小学五年生の今、弟に抜かされるくらい背が小さくて悩んでいた。
銭天堂で紅子におすすめされたビックリもなかを食べてから海斗の中で何かが変わっていったのだが・・・
バランスラスク
結婚を前提に曜子と友哉は一緒に暮らし始めたが、困ったことに二人の性格は正反対だった。
曜子は出しっぱなしでも気にしない超ズボラ、友哉は掃除大好きな潔癖症。
対照的な二人が銭天堂で選んだものは？
この恋の行方は・・・？
がまんエンピツ
史郎はお腹がとっても弱かった。
学校ですぐトイレに行きたくなるが小学四年生男子のプライドがあり、そう簡単には行けずひたすら地獄のような我慢をする毎日だった。
そんな学校からの帰り道、史郎は道で銭天堂の商品が入っているカプセルを拾って・・・
チャーミングミ
隼人は、ジョンという大きな体でもしゃもしゃの真っ黒の毛の犬を飼っている。
二人で散歩をしていると隼人の好きな女の子を発見したが、ジョンを見ると怖がって逃げてしまった。
落ち込んでいると急にジョンが走り出し、追いかけた先は銭天堂だった。
今回の幸運のお客様は犬のジョン・・・？
ラプンツェル・プレッツェル
みちるはパパの髪の毛が少ないことをとても気にしていた。
今度友達のよりちゃん家族とキャンプに行くのに気が重かったので、パパの毛生え薬を買いに行こうとしたら銭天堂に着いてしまった。
みちるは紅子に勧められたラプンツェル・プレッツェルを買った。
効果は抜群で、さっそくキャンプに出掛けたのだがそこで事件がおきて・・・
子守コウモリ
生後六か月の赤ちゃんの貴樹のお世話に疲れ切っていた雛子の前に出張営業中の紅子が現れた。
幸せな気分にさせる超音波を出して子守をしてくれる、という商品を勧められ買った雛子はあっという間に“子守コウモリ”に頼りきりになった。
貴樹のお世話をしないことに慣れた頃、子供部屋からなにやら声が聞こえる・・・
ふしぎ駄菓子屋銭天堂【6巻のネタバレと感想】
前のお話ではよどみさんが常闇横丁警察に逮捕され、鳥かごに入っているので身動きが取れないため代わりに天獄園の怪童がこっそり紅子さんの邪魔をしていたようです。
今回はお客さんが選ぶよりも紅子さんが商品をお勧めする描写が多かったですが、それが望みとはちょっとズレているものを勧めたり・・どうりで紅子さんのチョイスが狂ってしまっていたわけですね。
何人か商品を買ったお客さんのもとにきちんと望みに合った商品を持ってお詫びにいっていました。
びっくりもなかは、背が大きくなれる商品では無く、人として大きくなれるというものでした。
勘違いしてこれを売ってしまい、それに気が付いた紅子さんはにょきにょきクッキーをお詫びに持ってきますが海斗は既に身長の事を気にしていなかったので受け取らないのでした。
海斗は大人になった今、このお菓子のお陰で会社の社長になりビッグになっていますが、これを食べた時に説明書を読まずに食べていて、副作用なく大人になれたのは銭天堂のお話の中ではラッキーな話だと思いました。
副作用あったのかな？しかも銭天堂のお菓子は将来まで効き目が続くのですね～長持ち！
ラプンツェル・プレッツェルのみちるちゃんはパパの頭に異常な執着をしていましたね。
でも小学二年生の女の子には家族を友達に見られるって大変なことなのかもしれません。
この髪の毛が少ないパパですが、なんと昔銭天堂でお菓子を買った事があったのです。
その時、自分に弱気で自信の無かったパパは「堂々ドーナッツ」というお菓子を買ったそうです。
若い時に銭天堂でお菓子を買って、自分の子供がまた銭天堂に出会えるという世代を超えているのもまたロマンチックだと思いました♪
そんなミス続きだった紅子さんのもとに幽霊速達とやらからお手紙が届きます。
差出人は天獄園の怪童です。
内容は・・・果たし状！！
遂に正々堂々と勝負するのですね！
今回の紅子さんが不調だった原因は怪童の呪い？魔法？だったのでしょう。
次回、怪童VS紅子！
結果が気になりますね(*^^*)
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