こちらの記事ではめちゃコミックオリジナル『あの日、妻は人を殺したのか?』(ささきゆうさく/田中静人(Re,AER)14話のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
13話で、離婚届を見つけてしまった主人公。
自分がタイムリープをして、過去を変えた事により、愛する娘と妻まで失ってしまった主人公が絶望するのでした。
しかし、落ち込んでいる暇はないと、残り一回のタイムリープに賭けて、過去に戻ろうとしますが、儀式をしても何故か戻れなくなっていました。
全てを諦めた主人公は、目的もなく街を徘徊していると、ひょんなことから主人公が過去にお世話になった、ある人物と奇跡の再会をするのでした!
あの日、妻は人を殺したのか?【14話あらすじ】
13話では奥さんと娘を救うため、コックリさんをし、タイムリープを試みる主人公でしたが、何故か過去に戻ることは出来ませんでした。
生きる気力を失った主人公が街を徘徊していると、幼少期にお世話になった教頭先生と奇跡的な再会をします。
教頭先生に今の状況を打ち明けた主人公は、「とりあえず、休みなさい」と温かい言葉を貰います。
自室に戻り、ベットで横になって休む主人公でしたが、「このまま待つだけ何て、出来ない!!」と
名花神社に向かうのでした。
あの日、妻は人を殺したのか?【14話のみどころ】
第14話の見どころは、教頭先生と再会を果たした後に、先生の家で会話をするシーンです。
教頭先生は主人公の幼少期に、市外に転任していましたが、ちょうど1年前にこちらに戻って来たと話していました。
そして、実は先生も奥さんと、娘を亡くしているという事実が発覚します。
私は読んでいて、この教頭先生との会話と表情に少し違和感を覚えました。
変に穏やかな笑顔が、何かを隠しているようにもみえるんですね。
そして、奥さんと娘を救いたいと、苦しむ主人公に「横になって休んで、ゆっくり考えなさい」と
言う教頭先生。
一見主人公を思っての言葉にも見えるこの場面ですが、何かを匂わせているんじゃないかと思わせるような、今話見どころのシーンとなっています!!
あの日、妻は人を殺したのか?【14話のネタバレを含む感想】
13話で理由は分からないが、過去にタイムリープできなかった主人公。
唯一の希望である、過去に戻るすべを失った主人公は、目的もなく街を歩いていました。
イカつい男と肩と肩がぶつかる主人公。
その男に罵声を浴びせられるも、生きる気力を失った主人公は言い返すこともできません。
そのまま男に、殴られる主人公だったが、そこに「何をしているんだ」と老人が止めに入ります。
なんと、その老人は20年前、主人公が小学生時代にお世話になった、教頭先生だったのです。
そのまま教頭先生の家に行き、手当を受けます。
教頭先生は厳しかったけど、とても生徒を気にかける良い先生だった、そして主人公が進級したときに、市外に転任した事を思い出します。
「先生はいつこの街に戻ったんですか?」と質問する主人公。
教頭先生は一年程前に教員を辞めた後、この家に思い出があり、戻ってきたと話していました。
その話を聞いて主人公は、先生はこの街で住んでいたときに、奥さんとお子さんを事故で亡くしている事を思い出します。
不謹慎な質問をしてしまったと顔を歪める主人公に、教頭先生は「心から戻ってきて良かったと思う」と笑顔で微笑みかけるのでした。
個人的にはこの「心からも戻ってきて良かった」と笑顔で微笑みかける描写、そして一年前にこの家がある街に戻ってきたという点、何か怪しいなと推理しながら読んでいました。
教頭先生は「何かあったのか?」と問いかけるも、主人公は目線を下にしながら言葉に詰まります。
そんな主人公に「私が妻と娘を亡くしたことは知っているかね?今の君はその当時の過去の自分にそっくりだよ」と語りかけ、「きっと楽になるから話してみなさい」と悟します。
主人公は「取り返しのつかない失敗をしてしまい、解決策もない、どうしたら良いのか分からなくなってしまっている」と胸の打ちを明かします。
それを聞いた教頭は、「焦ってはいけない、そういう時は解決の糸口が見えるまでゆっくり休みなさい」と主人公に語りかけるのでした。
その言葉を受け止めた主人公は自宅に戻り、ベットでとりあえず横になります。
果たして主人公は、このまま自然と解決の糸口が見つかるまで待ち続けるのでしょうか!?
主人公の決意、決断をこの14話を見て確かめて頂ければと思います!
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